行政書士の通信講座おすすめ比較|初学者の選び方と6社の評判・記述式対策【2026年】

PR・広告:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。紹介報酬の有無や金額で掲載順や評価は変えていません。受講料は変動するため掲載せず、最新の受講料は各公式サイトで確認できるようにしています(広告掲載ポリシー)。

行政書士は、官公署に提出する書類の作成や許認可の手続きを担う国家資格です。受験資格がなく、令和7年度試験の合格者のうち40歳代以上が約52%(7,292人中3,786人)を占めるなど、社会人の学び直しで選ばれることの多い資格です。

この記事では、行政書士の通信講座6社を、講義の量・質問の仕組み・記述式対策を中心に、公式サイトの記載をもとに比較します。

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行政書士試験の概要と合格率(行政書士試験研究センターの発表)

令和7年度の結果受験者50,163人、合格者7,292人、合格率14.54%(前年度12.90%)
試験日令和7年度は2025年11月9日(日)13時〜16時
合格者の年齢40歳代1,867人、50歳代1,445人、60歳代以上474人(合格者7,292人中)
受験資格なし(令和7年度の合格者は最年少13歳・最年長77歳)

ほかの資格の試験日程、合格率の推移、試験日までに確保できる学習時間は資格試験の日程と合格率の一覧で確認できます。

行政書士試験の合格基準と40字記述式の配点

行政書士試験は、他の受験者の成績に左右されない「絶対評価(満点300点中180点以上で合格)」の国家試験です。ただし、総得点だけでなく「法令等科目」と「基礎知識科目」の双方に足切り基準点が設定されているため、科目の偏りがあると不合格になります。

行政書士試験の3大合格判定基準

科目区分 出題形式・問題数 配点(満点) 合格基準点(足切り)
法令等科目 5肢択一式40問・多肢選択式3問・記述式3問 244点 122点以上(得点率50%以上)
基礎知識科目 5肢択一式14問(業務関連諸法令・情報通信等) 56点 24点以上(14問中6問以上正解)
試験全体(総合点) 全60問(試験時間3時間) 300点 180点以上(得点率60%以上)

※一般財団法人 行政書士試験研究センター発表の公式合否判定基準(令和7年度)より作成。

合否の天王山「40字記述式(計60点)」と基礎知識の足切り

行政書士試験の対策で最も差がつくのが、民法から2問・行政法から1問出題される「40字記述式(1問20点×3問=計60点満点)」です。

全300点満点のうち記述式が20%を占めており、択一式だけで合格ラインの180点に達するのは極めて困難です。合否のボーダーライン(160〜170点前後)にいる多くの受験生にとって、記述式で部分点をどれだけもぎ取れるかが直接の勝敗を分けます。そのため、通信講座を選ぶ際は「AI添削やプロによる記述式指導の有無」が決定的な比較軸になります。

また、「基礎知識科目(旧・一般知識)」の足切り(14問中6問未満で即不合格)にも注意が必要です。令和6年度から「行政書士法」など業務関連法令が追加されたため、最新のシラバスに対応した講座で確実に6問以上の正解を死守する戦略が欠かせません。

行政書士の通信講座6社の比較表

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講座(提供元) 学習スタイル 教材・講義 質問・添削 模試・答練 教育訓練給付金 向いている人
ユーキャン
行政書士講座

紙のテキスト中心+動画講義・デジタルテキスト・WEBテスト テキスト全8冊(入門2冊・応用6冊)。標準学習期間6ヵ月 質問は1日3問まで。添削7回(総合実力診断テスト1回を含む) 総合実力診断テスト 一般教育訓練の対象 紙のテキストと添削で、法律を基礎から学びたい初学者
LEC
行政書士講座(初学者向けコースほか)

通学・オンライン 初学者向けコースのほか、1コマ15分の短い講義で学べる講座もある 公式サイトで確認 答練・模試あり 公式サイトで確認 予備校のカリキュラムと答練・模試で仕上げたい人
資格スクエア
森Tの行政書士講座(1年合格講座ほか)

オンライン講義 森広志講師による講義。初学者向けの1年合格講座から、中上級・上級講座まで ワンクリック質問機能(講義の不明点に有資格者が回答)、みんなの質問機能 AIによる記述式添削、公開模試 公式サイトで確認 1人の講師の講義で通して学び、記述式も対策したい人
SMART合格講座
行政書士講座(実戦・速習・超速)

スマホ中心のオンライン ビデオ講座:実戦講座約48時間、速習講座約16時間、超速講座約3時間 記載なし(公式サイトで確認) 一問一答式の答練(実戦講座約12.5時間、速習講座約21.5時間) 記載なし 学習経験や残り期間に合わせて講座の量を選びたい人
オンスク.JP
行政書士TEPPAN通信講座(鉄板書籍+WEB学習)

鉄板書籍+スマホ・PCオンライン完結 TAC出版『スッキリわかる 行政書士』書籍+準拠講義動画・WEB練習問題・WEB過去問演習 進捗管理WEBシステム、スマホ音声・レジュメダウンロード対応 WEB過去問演習(分野別・年度別) 記載なし(公式サイトで確認) 定評ある書籍で基礎を固めつつ、スマホで過去問演習と進捗管理を両立したい初学者
スタディング
行政書士講座

スマホ中心のオンライン完結 1動画5分からの講義、スマホ用の問題集・テキスト、記述式対策問題集 AIによる即時回答と、講師が回答する学習Q&Aサービス(回答目安7日以内) 合格模試(記述式はAI添削で得点がすぐ分かる) 記載なし スマホで学習を完結させ、記述式もAI添削で練習したい人

※各社の公式サイトの記載をもとに作成(2026年9月28日時点)。受講料は変動するため掲載していません。最新の受講料・キャンペーンは各公式サイトで確認してください。

各講座の特徴

1

ユーキャン|行政書士講座 PR

学習スタイル:紙のテキスト中心+動画講義・デジタルテキスト・WEBテスト
質問・添削:質問は1日3問まで。添削7回(総合実力診断テスト1回を含む)
模試・答練:総合実力診断テスト
教育訓練給付金:一般教育訓練の対象
  • 入門テキストから始めて応用へ進む構成
  • 受講開始から試験月までが6ヵ月に満たない場合は翌年の試験月まで指導
  • 公式サイトによると、過去10年間で2,522名の合格者
こんな方に向いています:紙のテキストと添削で、法律を基礎から学びたい初学者

✓ 向いている人

  • 会社の定年や雇用不安に縛られず、自分の看板で生涯続けられる仕事を確立したい人
  • 法律初学者だが、無味乾燥な六法全書ではなく図解で本質から学びたい人
  • 質問サポートや添削指導をフル活用して、孤独な難関試験を走り切りたい人

△ 慎重に検討したい人

  • 「資格さえ取れば自動的に顧客から仕事が舞い込んでくる」と受け身で考えている人(開業には営業力や人脈作りも不可欠です)
  • 1日30分未満の流し読み程度でサクッと受講を終わらせたい人(ユーキャン行政書士講座の標準学習期間は6ヵ月で、継続的な学習が必要です)
\ 最新の受講料・キャンペーンは公式サイトで確認 /

ユーキャンの行政書士講座を公式サイトで見る ➔

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2

LEC|行政書士講座(初学者向けコースほか) PR

学習スタイル:通学・オンライン
質問・添削:公式サイトで確認
模試・答練:答練・模試あり
教育訓練給付金:公式サイトで確認
  • 1985年から行政書士の講座を開講している
  • 通学とオンラインを選べる
  • 答練・模試で本試験形式の演習ができる
こんな方に向いています:予備校のカリキュラムと答練・模試で仕上げたい人

詳しいレビュー:LECの評判・口コミを読む ➔

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3

資格スクエア|森Tの行政書士講座(1年合格講座ほか) PR

学習スタイル:オンライン講義
質問・添削:ワンクリック質問機能(講義の不明点に有資格者が回答)、みんなの質問機能
模試・答練:AIによる記述式添削、公開模試
教育訓練給付金:公式サイトで確認
  • 具体例を交えた講義スタイル
  • 26年度合格目標・27年度合格目標の講座を募集中(2026年9月時点)
  • 記述式の答案をAIが添削
こんな方に向いています:1人の講師の講義で通して学び、記述式も対策したい人

詳しいレビュー:資格スクエアの評判・口コミを読む ➔

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資格スクエアの森Tの行政書士講座(1年合格講座ほか)を公式サイトで見る ➔

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4

SMART合格講座|行政書士講座(実戦・速習・超速) PR

学習スタイル:スマホ中心のオンライン
質問・添削:記載なし(公式サイトで確認)
模試・答練:一問一答式の答練(実戦講座約12.5時間、速習講座約21.5時間)
教育訓練給付金:記載なし
  • 講義の量が異なる3つの講座と、その組み合わせコースから選べる
  • 講師は行政書士の下山重幸氏・秋野景春氏
  • 視聴は申し込み日から3年間有効
こんな方に向いています:学習経験や残り期間に合わせて講座の量を選びたい人

詳しいレビュー:SMART合格講座の評判・口コミを読む ➔

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SMART合格講座の行政書士講座(実戦・速習・超速)を公式サイトで見る ➔

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5

オンスク.JP|行政書士TEPPAN通信講座(鉄板書籍+WEB学習) PR

学習スタイル:鉄板書籍+スマホ・PCオンライン完結
質問・添削:進捗管理WEBシステム、スマホ音声・レジュメダウンロード対応
模試・答練:WEB過去問演習(分野別・年度別)
教育訓練給付金:記載なし(公式サイトで確認)
  • TAC出版の定番テキスト『スッキリわかる 行政書士』と完全連動したオンライン講義動画
  • 書籍に加えてオンライン過去問・練習問題演習と進捗管理システムが一体化
  • スマホ1台で講義レジュメや音声ダウンロード教材を活用でき、スキマ時間で効率よく学べる
  • 月額定額のウケホーダイプランでも行政書士の基礎講義を視聴可能
こんな方に向いています:定評ある書籍で基礎を固めつつ、スマホで過去問演習と進捗管理を両立したい初学者

詳しいレビュー:オンスク.JPの評判・口コミを読む ➔

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オンスク.JPの行政書士TEPPAN通信講座(鉄板書籍+WEB学習)を公式サイトで見る ➔

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6

スタディング|行政書士講座

学習スタイル:スマホ中心のオンライン完結
質問・添削:AIによる即時回答と、講師が回答する学習Q&Aサービス(回答目安7日以内)
模試・答練:合格模試(記述式はAI添削で得点がすぐ分かる)
教育訓練給付金:記載なし
  • 記述式の答案をAIが添削・採点
  • 理解度に合わせた問題の自動出題
  • 公式サイトによると、2025年の合格者は491名
こんな方に向いています:スマホで学習を完結させ、記述式もAI添削で練習したい人

スタディングの公式サイトで講座内容を確認する ➔ (公式ページへ移動します)

行政書士の学習でつまずきやすい点と仕事での活かし方

初学者が直面する「膨大な法令範囲と40字記述式の壁」

1. 行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の「似たような条文」パニック

行政書士試験の配点の約半分を占める「行政法」ですが、初学者は似たような名前の法律や手続きの区別に頭を抱えます。 ユーキャンのカリキュラムでは、抽象的な条文をひたすら暗記させるのではなく、「住民が行政から不当な処分を受けたとき、どう戦うか?」という具体的なストーリー図解で整理してくれます。手続きの全体像(フローチャート)を先に頭に入れることで、暗記の苦痛が論理的なパズルを解く楽しさへと変わっていきます。

2. 誰もが恐れる「40字記述式」の白紙恐怖症をどう克服するか?

300点満点中60点(配点の20%)を占める記述式問題。多くの初学者は「択一なら選べるけれど、ゼロから自分の手で条文の要件を書くなんて絶対無理」と怯えます。 合格への近道は、最初から完璧な文章を書こうとせず、「誰に対して(当事者)」「何を根拠に(条文・要件)」「何を請求できるか(結論)」の3つのパーツに分解してメモする訓練です。添削指導でプロの講師から「配点ポイントになるキーワード」を部分点レベルで細かく指摘してもらえることで、白紙の恐怖が自信へと変わっていきます。

3. 一般知識(基礎知識・文章理解)での「足切り」への精神的プレッシャー

法令科目がどんなにできても、一般知識等(政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解)で14問中6問(24点)以上取れなければ即不合格という「足切り」が存在します。 出題範囲が青天井に見える一般知識ですが、ユーキャンでは確実に点数を拾える「文章理解(国語の読解問題)」と「個人情報保護法関連」を重点的に固める戦略を伝授してくれます。この優先順位づけが、多忙な社会人のメンタルを大きく救ってくれます。

行政書士の資格は実際の現場でどう活きるか?

1. 「書類作成と許認可のプロ」として独立開業・自宅兼事務所スタート

行政書士の最大の魅力は、医師や弁護士のように多額の初期設備投資を必要とせず、パソコンと電話、最低限のオフィス環境さえあれば自宅の一室から独立開業できることです。 建設業の許可申請、飲食店の開業手続き、外国人のビザ申請(出入国在留管理)、会社設立など、官公署に提出する許認可書類の作成は行政書士の独占業務であり、個人事業主や中小企業経営者の頼れるパートナーとして生涯現役で活躍できます。

2. 企業の総務・法務部門での「契約実務とコンプライアンス」の即戦力

必ずしも全員が独立開業するわけではありません。一般企業に勤務するビジネスパーソンにとっても、民法や行政法の体系的な知識は、契約書の精査や法務チェック、コンプライアンス管理において大きな説得力を持ちます。「法律の基礎知識と論理的思考力を持つ人材」としての社内評価は非常に高くなります。

3. 遺言・相続・成年後見など、超高齢社会の地域ニーズに寄り添う仕事

人の役に立ち、直接感謝される実感を味わえるのは、この資格ならではの醍醐味です。

行政書士の受験者・学習者が公開している動画

YouTube で公開されている『行政書士予備校ランキング紹介します  2159』(チャンネル:司法書士かようまりの)です。教材選びや学習の進め方の参考として紹介します(当サイトとは関係のない第三者の動画です)。

目的別の選び方

法律の学習が初めてなら

入門テキストから段階的に進めるユーキャン、初学者向けコースがあるLEC、初学者向けの1年合格講座がある資格スクエアが候補です。行政書士試験は憲法・民法・行政法の比重が大きいため、民法と行政法を基礎から噛み砕いて説明してくれる講座を選びましょう。

40字記述式を徹底対策したいなら

記述式は1問20点×3問=計60点と配点が非常に大きく、合否を直接左右します。AIによる即時答案添削がある資格スクエアやスタディング、プロ講師の答練・添削課題があるLECやユーキャンなど、実際に答案をアウトプットしてフィードバックを得られる仕組みが不可欠です。

通勤やスキマ時間で効率よく進めたいなら

1講義5分からの動画とAI問題復習を備えたスタディング、鉄板テキストとスマホ過去問演習が一体となったオンスク.JP(行政書士TEPPAN通信講座/ウケホーダイ)が適しています。机に向かう時間が限られる社会人でも、スマホで肢別過去問や頻出論点を高速回転させることが可能です。

試験までの残り期間が短いなら

SMART合格講座の速習講座・超速講座のように、重要論点を凝縮したカリキュラムが有効です。ただし短期集中であっても、過去問演習と条文の素読時間は必ず確保しましょう。

よくある質問

Q. 行政書士試験の合格基準は?

A. 法令等科目で244点中122点以上、基礎知識科目で56点中24点以上、試験全体で300点中180点以上の3つをすべて満たすと合格です(令和7年度)。

Q. 社会人でも行政書士に合格できますか?

A. 令和7年度の合格者7,292人のうち、40歳代以上が3,786人と半数を超えています。受験資格もないため、働きながら学び直しで目指す人が多い資格です。

Q. 行政書士の通信講座で教育訓練給付金は使えますか?

A. 講座によります。ユーキャンの行政書士講座は一般教育訓練の対象と案内されています。対象かどうかは申し込み前に各公式サイトとハローワークで確認してください。

参考にした公式情報

いずれも2026年9月28日に確認した内容です。