簿記の通信講座おすすめ比較|ユーキャン・LEC・オンスク・スタディングの違い【2026年】

PR・広告:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。紹介報酬の有無や金額で掲載順や評価は変えていません。受講料は変動するため掲載せず、最新の受講料は各公式サイトで確認できるようにしています(広告掲載ポリシー)。

日商簿記は、経理職だけでなく営業や管理職にも役立つビジネス資格です。3級・2級は、全国一斉の統一試験(ペーパー試験)に加えて、テストセンターで随時受けられるネット試験も選べます。

この記事では、社会人が働きながら簿記を学ぶときに候補になりやすい通信講座4社を、公式サイトの記載をもとに比較します。独学との違いは独学と通信講座の比較記事で解説しています。

1. 表示する内容を切り替える(タブ切り替え)

2. 気になる通信講座(提供元)で絞り込む(ページ移動なしでその場で比較)

全4社の講座・試験情報を表示中(講座ボタンや比較表の社名を押すとその場で絞り込めます)

日商簿記3級・2級の試験概要と合格率(公式発表)

試験時間と合格基準3級は60分、2級は90分。どちらも100点満点中70%以上で合格
出題範囲3級は商業簿記(3題以内)、2級は商業簿記と工業簿記(原価計算を含む・5題以内)
統一試験の合格率(第173回・2026年6月14日)3級 33.8%(実受験者14,359名・合格者4,854名)/2級 15.1%(実受験者4,821名・合格者728名)
ネット試験の合格率(2026年4月〜6月)3級 44.5%(受験者64,183名・合格者28,546名)/2級 31.9%(受験者33,659名・合格者10,749名)
次回の統一試験第174回は2026年11月15日施行

統一試験とネット試験は、出題内容・難易度・合格基準が同じと案内されています。合格率は回や時期によって大きく変わるため、1回分の数字だけで難易度を判断しないようにしましょう。

ほかの資格の試験日程、合格率の推移、試験日までに確保できる学習時間は資格試験の日程と合格率の一覧で確認できます。

簿記の通信講座4社の比較表

↔ 表は左右にスワイプして比較できます

講座(提供元) 学習スタイル 教材・講義 質問・添削 模試・答練 教育訓練給付金 向いている人
ユーキャン
簿記3級講座・簿記2級講座

紙のテキスト中心+動画講義・WEBテスト 3級:メインテキスト3冊、標準学習期間3ヵ月/2級:メインテキスト3冊+問題集・模擬試験集、標準学習期間6ヵ月 質問は1日3問まで。添削は3級4回(総合模擬試験1回を含む)、2級5回 3級はパソコンで本番と同じ方式の模擬試験を受けられる 2級講座は一般教育訓練の対象 紙の教材と添削で、ペースを保ちながら学びたい初学者
LEC
日商簿記 3級・2級パーフェクトコース

Web講義・通信 3級・2級のパーフェクトコース、3級2級をまとめたパーフェクトパック 記載なし(公式サイトで確認) 模試・予想問題、ネット試験対策Webあり 2級・3級のコースに対象コースあり(公式サイトで確認) 講義で基礎から体系的に学び、模試で仕上げたい人
オンスク.JP
日商簿記3級講座(ウケホーダイ)

スマホ・PCのオンライン完結 3級は講義動画全49回(約9.5時間)、練習問題全489問(仕訳問題を含む) 記載なし(公式サイトで確認) 練習問題で反復 記載なし 月額の定額制で、まず3級を手軽に始めたい人
スタディング
簿記講座(3級・2級)

スマホ・PC・タブレットのオンライン完結 ビデオ/音声講座とWEBテキスト。未経験から3級・2級、3級合格者向けの2級コースなど 講師に質問できるQ&Aサービスあり 検定対策模試あり(PDFを印刷して使用) 記載なし 通勤中などスマホで学習を完結させたい人

※各社の公式サイトの記載をもとに作成(2026年9月28日時点)。受講料は変動するため掲載していません。最新の受講料・キャンペーンは各公式サイトで確認してください。

各講座の特徴

1

ユーキャン|簿記3級講座・簿記2級講座 PR

学習スタイル:紙のテキスト中心+動画講義・WEBテスト
質問・添削:質問は1日3問まで。添削は3級4回(総合模擬試験1回を含む)、2級5回
模試・答練:3級はパソコンで本番と同じ方式の模擬試験を受けられる
教育訓練給付金:2級講座は一般教育訓練の対象
  • 3級・2級とも受講開始から12ヵ月まで指導が受けられる
  • 3級は本試験対策トレーニング・一問一答集・ラストスパート問題集付き
  • 2級は工業簿記・商業簿記それぞれの問題集と模擬試験集付き
こんな方に向いています:紙の教材と添削で、ペースを保ちながら学びたい初学者

ユーキャン簿記3級講座の向き・不向き

✓ 向いている人

  • 数字や会計に苦手意識があり、活字だけの分厚い参考書だと三日坊主になりやすい初学者
  • 質問サポート(添削やWEB質問)を活用して、疑問点をプロに解消してもらいながら着実に進めたい人
  • 仕事や家事の合間に、1日30分程度のスモールステップで学びたい人

△ 慎重に検討したい人

  • YouTube等の無料解説動画や市販のテキストだけで自走できる自学自習の得意な人
  • 商業高校や大学で既に簿記の基礎を学んだことがあり、いきなり日商簿記2級から挑戦したい人

ユーキャン簿記2級講座の向き・不向き

✓ 向いている人

  • 簿記3級の知識はあるが、独学で2級のテキストを開いて挫折した経験がある人
  • 分かりやすい図解と質問サポートを活用して、難関の工業簿記・連結会計を克服したい人
  • 経理事務のスペシャリストや正社員へのキャリアアップを本気で目指している人

△ 慎重に検討したい人

  • 簿記3級の基礎(仕訳や試算表の作成)がまだ身についていない初学者(まずは3級から始めるべき)
  • 市販の網羅型テキストとYouTubeの無料解説動画だけで独学自走できる勉強慣れした人
ユーキャンの簿記2級講座を公式サイトで見る ➔

※PR・広告リンクです。ユーキャンの公式サイトへ移動します。最新の受講料は公式サイトで確認してください。

\ 最新の受講料・キャンペーンは公式サイトで確認 /

ユーキャンの簿記3級講座・簿記2級講座を公式サイトで見る ➔

※PR・広告リンクです。公式サイトへ移動します。

2

LEC|日商簿記 3級・2級パーフェクトコース PR

学習スタイル:Web講義・通信
質問・添削:記載なし(公式サイトで確認)
模試・答練:模試・予想問題、ネット試験対策Webあり
教育訓練給付金:2級・3級のコースに対象コースあり(公式サイトで確認)
  • 3級から2級までをまとめて学べるパックがある
  • ネット試験対策Webで本番形式に慣れられる
  • 資格予備校として講義と模試をセットで受けられる
こんな方に向いています:講義で基礎から体系的に学び、模試で仕上げたい人

詳しいレビュー:LECの評判・口コミを読む ➔

\ 最新の受講料・キャンペーンは公式サイトで確認 /

LECの日商簿記 3級・2級パーフェクトコースを公式サイトで見る ➔

※PR・広告リンクです。公式サイトへ移動します。

3

オンスク.JP|日商簿記3級講座(ウケホーダイ) PR

学習スタイル:スマホ・PCのオンライン完結
質問・添削:記載なし(公式サイトで確認)
模試・答練:練習問題で反復
教育訓練給付金:記載なし
  • 月額の定額制(ウケホーダイ)で、簿記以外も含む70講座以上を受講できる
  • 1講義5分程度の短い動画で、スキマ時間に進めやすい
  • 講義の音声・スライドをダウンロードできる講座がある
こんな方に向いています:月額の定額制で、まず3級を手軽に始めたい人

詳しいレビュー:オンスク.JPの評判・口コミを読む ➔

\ 最新の受講料・キャンペーンは公式サイトで確認 /

オンスク.JPの日商簿記3級講座(ウケホーダイ)を公式サイトで見る ➔

※PR・広告リンクです。公式サイトへ移動します。

4

スタディング|簿記講座(3級・2級)

学習スタイル:スマホ・PC・タブレットのオンライン完結
質問・添削:講師に質問できるQ&Aサービスあり
模試・答練:検定対策模試あり(PDFを印刷して使用)
教育訓練給付金:記載なし
  • スマホ・PC・タブレットで同じ教材を使える
  • 目的別に3級・2級のコースを選べる
  • Q&Aサービスで講師に質問できる
こんな方に向いています:通勤中などスマホで学習を完結させたい人

スタディングの公式サイトで講座内容を確認する ➔ (公式ページへ移動します)

簿記3級の学習でつまずきやすい点と仕事での活かし方

最初の2週間で訪れる「借方・貸方」のゲシュタルト崩壊

簿記を初めて学ぶ人が最も混乱するのが、「借方(左)」「貸方(右)」という言葉の響きと、実際の取引ルールのギャップです。

1. 言葉の意味を追うと迷子になる!「ホームポジション」で身体に覚えさせる

「お金を借りたのに借方じゃなくて貸方に書くの?」と言葉の意味から理解しようとすると、混乱しやすくなります。 効率よく覚えるには、「資産・費用は左(借方)」「負債・純資産・収益は右(貸方)」という“定位置(ホームポジション)”をパズルのように視覚的に記憶する練習が有効です。ユーキャンの図解テキストや解説動画は、この「左右の箱の増減イメージ」をビジュアルで整理しているため、文字だけの参考書よりも視覚的にスッと理解しやすいのが特徴です。

2. ネット試験(CBT方式)を見据えたPC操作の練習が必須

現在の日商簿記3級は、従来の統一ペーパー試験だけでなく、テストセンターでパソコンを使って受ける「CBT方式(ネット試験)」が主流です。 よくあるつまずきは、「紙のテキストでは解けたのに、PC画面を見ながらテンキーで入力する感覚に慣れておらず焦る」ことです。

簿記3級の知識は現場でどう活きるのか?

「3級なんて持っていても意味がないのでは?」という疑問に対し、実務現場でのリアルな活用度を解説します。

経理事務だけでなく、営業や総合職の「数字の会話」が変わる

一般事務や営業職であっても、伝票起票、請求書処理、売掛金・買掛金の管理など、日常業務のいたるところに簿記の概念が登場します。

簿記3級の受験者・学習者が公開している動画

YouTube で公開されている『簿記3級ネット試験対策! 独学?通信講座? ネット模擬試験比較! 試験体験談! オススメテキスト! 全部お伝えします』(チャンネル:Simple life 高橋家)です。教材選びや学習の進め方の参考として紹介します(当サイトとは関係のない第三者の動画です)。

簿記2級の学習でつまずきやすい点と仕事での活かし方

工業簿記を「満点狙いのボーナス科目」に変える戦略

簿記2級の合否を分ける最大の鍵は、実は難関に見える「工業簿記(第4問・第5問)」です。

1. T字勘定の箱の流れを理解すれば工業簿記は一気に解ける

材料・労務費・経費 ➔ 仕掛品 ➔ 製品 ➔ 売上原価という「工場のモノとカネの物理的な移動」を視覚的に整理する練習を繰り返すことで、工業簿記は満点(40点中36点以上)が狙える得意科目に化けます。ユーキャンの教材は工場の製造現場をイメージした図解が豊富で、計算式の暗記に頼らない理解を促します。

2. 商業簿記の難関「連結会計」はパターン化で部分点を拾う

親会社と子会社の合算、のれんの償却、非支配株主持分など、初学者が最も頭を抱える連結会計。満点を目指すのではなく、ユーキャンの頻出パターン演習で「確実に取れる仕訳(のれん、資本連結の相殺消去)」を固めて部分点を積み上げるのが賢い合格戦略です。

転職市場での評価と経営管理への活かし方

簿記2級を保持していることで得られるリアルな市場価値です。

1. 未経験からでも経理・財務正社員への転職応募要件をクリアできる

中途採用の経理職求人の多くは「日商簿記2級以上」が足切りラインとなっています。有資格者であるだけで書類選考の通過率が大幅に跳ね上がり、30代・40代からのキャリアチェンジでも強力な武器になります。

2. 決算書から「企業の稼ぐ力と資金ショートの危機」を見抜ける

損益計算書だけでなく、貸借対照表やキャッシュフローの構造が頭に入るため、自社の経営状況や取引先の信用度を数値に基づいて正確に分析できるようになります。

簿記2級の受験者・学習者が公開している参考動画を見る動画を開く ▾

YouTube で公開されている『【税理士受験】安すぎる通信講座で簿財合格!社会人受験生がスタディングと大手予備校比較してみた』(チャンネル:税理士受験生りお)です。教材選びや学習の進め方の参考として紹介します(当サイトとは関係のない第三者の動画です)。

目的別の選び方

初めて簿記を学ぶなら

紙のテキストと添削で理解度を確認しながら進めたい人はユーキャン、スマホで短い講義から始めたい人はオンスク.JPやスタディングが候補です。3級は仕訳の考え方が最初の関門になるため、講義動画で考え方を確認できると理解しやすくなります。

2級まで一気に目指すなら

2級は工業簿記が加わり、統一試験の合格率も3級より低くなります(第173回で15.1%)。3級から2級までまとめて学べるLECのパック、2級講座が教育訓練給付金の対象になっているユーキャンなど、2級までの道筋が用意された講座を選ぶと計画を立てやすくなります。

受講料を抑えたいなら

月額の定額制で受講できるオンスク.JPは、短期間で合格すれば負担を抑えやすい仕組みです。教育訓練給付金の対象講座なら、条件を満たすと受講料の20%(上限10万円)が支給されます。制度の詳細は教育訓練給付金の解説記事を参照してください。

よくある質問

Q. 簿記3級と2級はどちらから受けるべきですか?

A. 受験資格はないため2級から受けることもできますが、2級は3級の商業簿記の知識を前提にしています。初学者は3級から順に学ぶのが一般的です。

Q. ネット試験と統一試験はどちらが合格しやすいですか?

A. 出題内容・難易度・合格基準は同じと案内されています。ネット試験は受験日を選べるため、学習の進み具合に合わせて受験しやすいのが特徴です。

Q. 通信講座で教育訓練給付金は使えますか?

A. 講座によります。ユーキャンの簿記2級講座は一般教育訓練の対象と案内されています。対象かどうかは申し込み前に各公式サイトとハローワークで確認してください。

参考にした公式情報

いずれも2026年9月28日に確認した内容です。

関連する比較ガイド・コラム